僕らのメモ帳

忘れっぽい僕らの記録

2021.06.08

日経新聞 1面記事☆

アルツハイマー新薬、米当局が承認、エーザイなど開発、認知機能低下を抑制。
G7首脳宣言、「台湾海峡」明記へ調整、ウイグル問題も言及。
・オンライン初診恒久化、政府方針、かかりつけ医、原則に。
・規制が阻む(1)国産スマート医療、第1号はベトナム――日本に見切り、新興流出、世界に周回遅れ。


☆本日の予想☆
⇒東京株式市場見通し=上昇スタート後に上値の重い展開か

予想レンジ:2万8,950円-2万9,200円
(7日終値2万9,019円24銭)
(シカゴ日経平均先物の円建て清算値:29,140円)

 8日の東京株式市場で、日経平均株価は上昇スタート後に上値の重い展開か。7日の米国株式は高安まちまちながら、夜間取引の日経平均先物が高く、買いが先行しそうだ。米ナスダック総合指数の上昇が国内の値がさハイテク株買いにつながる可能性もある。ただし、2万9000円超の水準では依然として売りが出やすく、上値を抑えられやすい。
また、米国の量的緩和縮小(テーパリング)に対する警戒感は根強く、目先的には10日発表の米5月CPI(消費者物価指数)を見極めたいとの空気もあり、買い一巡後は様子見に傾くことも想定される。

☆本日の結果☆
⇒反落、朝高も値がさ株や半導体関連が売られる

日経平均株価
始値  29046.03
高値  29140.68(10:23)
安値  28897.64(12:48)
大引け 28963.56(前日比 -55.68 、 -0.19% )

売買高  9億2866万株 (東証1部概算)
売買代金 2兆1864億円 (東証1部概算)

【本日のポイント】
 1.日経平均は反落、朝方は高く始まったがその後値を消す
 2.2万9000円近辺での売りニーズ強く、買いが続かない展開に
 3.コロナワクチンの大規模接種が進捗し消費関連の一角に買い
 4.日経平均寄与度の高い値がさ株や半導体関連に下げが目立つ
 5.TOPIXは小幅ながら6日続伸、値上がり銘柄数が64%占める

f:id:bokuranomemochou:20210608223640p:plain


詳細・指数は『振り返り』参照



☆気になる記事☆

アルツハイマー新薬、米当局が承認
エーザイなど開発、認知機能低下を抑制』

米食品医薬品局(FDA)は7日、エーザイと米バイオジェンが共同で開発するアルツハイマー認知症治療薬候補について、承認申請を認めると発表した。従来の認知症薬とは異なり、認知機能の低下を長期的に抑制する機能を持つとして世界で初めて承認された。

『今期増配、3社に1社 上場企業、4年ぶり増加』

2022年3月期は3社に1社が前期よりも配当を増やす計画だ。
増配企業の比率が前期実績を上回るのは4年ぶり。
新型コロナウイルス禍による先行き不透明感が後退するなか、手元資金の確保から株主還元の拡大へシフトする企業が増えている。

増配(復配含む)を見込む企業は全体の36%と4ポイント増えた。
減配(無配転落含む)は10%と16ポイント減る。
増配企業の比率は3年連続で減少していた。

景気動向指数2.6ポイント上昇 4月、2カ月連続改善』
内閣府が7日発表した4月の景気動向指数(CI、2015年=100)の速報値は、景気の現状を示す一致指数が前月比2.6ポイント上昇し95.5となった。
上昇は2カ月連続。一致指数は2019年11月(95.8)以来の水準となり、新型コロナウイルス感染拡大前を上回った。
一致指数を算出する10項目のうち集計済みの8項目をみると、生産や輸出など6項目で上がった。
設備投資の勢いを映す投資財出荷指数は3カ月ぶりにプラスに転じた。
内閣府は一致指数の動きから機械的に算出する景気の基調判断は「改善を示している」に据え置いた。


『欧州株、集まる投資マネー
経済回復に期待で高値、割高感ある米国から分散』

新型コロナウイルス禍からの景気の回復力が強まってきた欧州に投資マネーが向かっている。
ドイツやオランダなど主要国の株価指数は4日、過去最高値を付けた。
米国株に比べてPER(株価収益率)でみた割安感があり、米国から分散する動きがある。

f:id:bokuranomemochou:20210608223836j:plain

欧州株は春以降に上昇の勢いが増している。
堅調な背景は2つ。景気回復への期待と出遅れ修正だ。


REITが年初来高値 東証指数、ホテル型上昇目立つ』
7日の東京市場不動産投資信託REIT)の総合的な値動きを示す東証REIT指数が前週末比0.9%高の2123.58を付け、年初来高値を更新した。
新型コロナウイルスのワクチン接種の進展を背景に、ホテル型など出遅れ業種の上昇が目立つ。
インフレ圧力の高まりで不動産価格や賃料の反転が見込めるとの期待からREIT市場全体に資金が流入していたが、足元でワクチン接種の進展で人出が回復するとの期待も広がる。
投資口価格のパフォーマンスの良さから「静観していた地銀などが安心して買いに動き始めている」
昨年9月から、日本のREITは海外の代表的な株価指数の一つであるFTSEグローバル株式指数に組み入れられ始めた。

いっぺんに組み入れられるのではなく、3カ月ごと4回に分けて段階的に組み入れられる仕組みで、指数に占める比重が徐々に高まってきた。
組み入れ完了となる4回目は今月の下旬に控えている。
世界から指数に連動して運用するパッシブ投資家による資金の流入が期待できることから「足元で先回りした買いも入っている」